ネコ「ニンゲン、猫缶くれニャー」 人間「おじいちゃん、さっき猫缶食べたでしょ」 ネコ「あれっぽっちじゃ足りないのニャー。もっとたくさんクレクレニャー」 人間「はい、カリカリ」 ネコ「カリカリじゃなくて猫缶が欲しいのニャー」 人間「好き嫌いしないで何でも食べなさい(メッ!!)」 ネコ「ニャー!!グレてやるのニャー!!家出するのニャー!!」 こうして我輩の猫缶探しの旅が始まったのであった。
坂を上っていくと、猫缶の成る木を発見した。
ネコは木に登った。 「猫缶まであと少しニャー」 ミシミシ・・・・ 枝が折れそうだ。
とうっ!! 猫缶に向かってジャンプしてみた ・・・・が勢い余って通りこしてしまった。 しかも!? 着地点に深い穴が!! うにゃにゃ!?なんでこんなところに穴が開いているのニャー!!
ボキ!! 枝は折れてしまった。 ネコは坂を転がり落ちてしまった
木に成る猫缶をあきらめて さらに坂を登って行くと 空飛ぶ猫缶を発見した。
穴の中にはでっかい猫缶があった。 「ニャ~♪」 ・・・おや? なんと猫缶が我輩を食べようとしている!!
「おとなしく我輩に食われるニャー!!」 がぶり!! 暴れる猫缶 がぶがぶ!!けりけりけり!! ネコ缶に振り払われ、我輩は飛んで行った・・・・
人間「好き嫌いしないでカリカリも食べなさい」 飛んで行った先は我輩の家であった。 我輩は猫缶を手に入れる事ができなかった・・・・・(泣) END
ヘイの上で猫缶を待ち構えていたら、 突然強風が吹いてきた。 あ~~~れ~~~~~ 我輩は風に飛ばされた。
すたこらさっさ・・・・ 逃げても逃げても巨大猫缶がストーカーのように追いかけて来るよおおおおおおお ふと見上げると見慣れた建物が!! ネコ「ニンゲン!!ニンゲン!!我輩を助けるのニャー!!」 ニンゲンが缶切りチョップをすると猫缶はフタを開けたまま動かなくなった。 こうして我輩は猫缶をGetしたのであった。 END
坂を下って行くと池があった。 なんと!! 猫缶が池の中を泳いでいる!!
「うにゃにゃ!?」 足をすべらせて深みにはまってしまった。 我輩は泳げないのニャー!! なんと池の底に穴があいている。 なんでこんな所に穴が開いているのニャー!!
坂を下っていくと、猫缶がお花畑でたわむれていた。
茂みの陰から飛びかかると、。 猫缶は一斉に飛び立ってしまった。 しかも!? えっ!?何!?何どすて~~~!? 穴に落ちてしまった。
♪~♪♪~~♪ ひとしきり一緒に踊ったら 疲れたのか猫缶は寝てしまった。 ・・・・しめしめ こうして我輩は猫缶を手に入れたのであった。 END